人生100年時代の健康戦略 !!!

厚生労働省によると2015年の日本人の平均寿命は、男性が80.75歳、女性が86.99歳と言う。生活環境の改善で人生100年の時代はすぐそこまで来ている。 『 高齢化社会 』 『 高齢社会 』 『 超高齢社会 』 の分類は何だろう ???  65歳以上の人口が7%を超えると 『 高齢化社会 』 14%以上になると 『 高齢社会 』 21%を超えると 『 超高齢社会 』 と呼ぶそうだ。日本では10年前から 『 超高齢社会 』 に突入している。中国・唐の詩人 杜甫が 『 人生70年古来稀なり 』 と歌ったが、これが 『 古稀 70歳の祝い 』 の原点になったと言う。しかし今や人生70年は当たり前になった。県立静岡がんセンター総長の 山口 建先生によると、人間の身体は120歳以上は生きられない構造になっているが平均寿命はその限界まで伸びて行くはずだと言う。しかし年齢を重ねれば必ず老化現象が出始め、それにより老化関連病を発症する。医学的に言うと人間の身体は60兆個の細胞から成っている。その細胞の中に遺伝情報を持つ遺伝子が有る。がんの多くは、発がん物質や放射線を受ける事により遺伝子に傷が付く事が原因とされている。遺伝子の傷は、がんのみならず老化にも影響を及ぼし様々な臓器の機能低下を招くと言われる。白内障、難聴、歯周病、動脈硬化、高血圧、心肺機能・反射機能の低下、代謝機能異常、糖尿病、前立腺肥大などがその良い例である。このがんや老化関連病を予防する為に遺伝子を守る生活を心掛けなければならないと言う。遺伝子を守る為には、喫煙、大量の飲酒、塩分の摂りすぎ、ピロリ菌や肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルスなどの感染、発がん物質、放射線などを極力避ける事が大切になる。また遺伝子の傷を防ぐ成分を含む緑黄野菜・果物は積極的に摂る事を薦める。強いストレスも遺伝子を傷つける。従って1日30分程度歩く事と十分な睡眠、自然とのふれあいなどで心のケアをする事が良い。

 がんになっても慌てる事はない。長期に渡る刺激でDNAに異常が出てがん細胞が出来るので、がんになったら5年~20年前より現在までの生き方を反省して今までとは真逆の生き方をすれば、がんを暴れさせずにそっとして置く事が可能である。つまりがん細胞と一緒に楽しみながら人生を全うすれば良いのだね。山口 建先生もがんに罹ったら、慌てず諦めず医療スタッフや家族・社会を味方にして、がんと向き合って治しましょうと言っているのね。細かい事をクヨクヨしない事、いつまでもストレスを引っ張らない事、免疫力アップに繋がる食物繊維は毎日の食卓に並べる事だね。笑う事は免疫力アップに繋がるのでお笑い番組を見て笑う事も大切だね。
 毎日毎日を楽しく送る事が平均寿命を延ばす事になるのだね ☆彡 ☆彡 ☆彡

睡眠障害って、何 ???

医療現場で睡眠障害と言うと8分類で80以上の疾患に細分されるが、次の6項目について説明するね。1)不眠症 2)呼吸の問題 3)過眠症 4)リズムの障害 5)睡眠中の異常行動 6)睡眠関連の運動障害 に分かれる。 1)は入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の4タイプが有る。2)は閉塞性睡眠時無呼吸症候群を代表とする無呼吸や低呼吸の事でいびき、熟眠感がない、日中も眠気が酷くなると言った症状が出てくる。これは肥満が大きな原因の一つだが痩せている人にも起こりえる。ひどいいびきは生活習慣病を悪化させる要因にもなるので注意が必要になる。3)は 『 ナルコレプシー 』 や 『 突発性過眠症 』 があり日中に強い眠気に襲われる疾患である。4)は昼夜逆転の生活などで睡眠と覚醒のリズムがずれて不眠や過眠、起床困難と言う問題を引き起こす。その結果社会生活に支障を引き起こす疾患の事で時差ボケもこれに分類される。5)はひどい悪夢、子供に良く起こるねぼけ、夢遊病 ( 睡眠時遊行症 ) 、トイレと玄関を間違えたり、金縛りに有ったりと言うのが睡眠中の異常行動になる。6)は 『 むずむず脚症候群 』 と言って布団に入ると足がむずむずして虫がはう様な感覚が有り、じっとして居られない症状が出る。ひどい歯ぎしりも睡眠を妨害する睡眠関連の運動障害になる。睡眠障害と言っても人により悩みは様々で原因も解決方法も人それぞれに有る。こうならない様に予防するには、まずは生活習慣の改善をはかり良い睡眠がとれる環境を作ろう。1か月以内の短期不眠の原因は、夜中に皮膚が痒くて起きてしまったり、歯の痛みなどの為に眠れなかったりと健康上の理由が有る為眠れなかったりする。また家族に不幸が有ったり、仕事上の失敗などの精神的ストレスが掛かると誰も交感神経が興奮して目がさえてしまう。この様な時は原因の病気が治れば自然に睡眠が取れる様になるし、原因のストレスを発散する事で心地よい睡眠が取れる様に成るものなのね。

♥ 音羽歯科クリニック キッツ・コーナー ♥

歯ぎしりに関しては噛み合わせのチェックをした後に歯型を取りその人に合ったマウスピース ( ナイトガード ) を作ります。これは透明な柔らかい材質を使用しますので装着感が大変良いと言う評判です。歯の痛みには色々な原因が有りますのでご相談ください。ストレスは誰にも有る物です。しかし人間の本来備わっている身体の調節機能を超えた長期に当たるストレスや一度に大きなストレスを抱えたら早めに心の許す人に話しを聴いて貰い、心を楽に保つ事が大切なのね。自分では寝ていないと思えても意外と眠れているものです。以前も話した様に人間の睡眠パターンには7時間以上とる 『 長期型タイプ 』 と 3時間でも良い 『 短期型タイプ 』 が有るのだね。睡眠を気にしすぎる余りに不眠症を招く事も有るのであまり気にしすぎない事も大切だね。催眠導入剤などの薬を飲むのは本当に病気の時にしようね ☆彡 ☆彡 ☆彡

最近良く相談される『リウマチ治療』について !!!

往診したり歯科外来で良くリウマチについて相談を受ける事が多くなった。『 関節リウマチ 』は免疫異常により主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気の事で、進行すると骨や軟骨が壊れて関節が動かせなくなり日常生活に制限が出る。症状としては微熱、全身倦怠感、食欲不振が続き、朝方に関節周囲がこわばる事が有る。進行すると手足の関節が腫れ、やがて手首やひじ、肩、足首、膝、股関節へと広まって行く。
【 原因 】
 人の身体に誰も持っている 『 免疫 』 のシステムに異常を起こし関節を守る組織や骨を外的とみなして攻撃して壊してしまうのが 『 リウマチ 』 なのね。これが 『 自己免疫疾患 』 とよばれ、体質的に掛かり易い人が何らかの原因によって発症すると考えられている。その原因ははっきりと分かっていないが、細菌やウイルスの感染、過労やストレス、喫煙、出産やけがなどをきっかけに発症する事が有ると言う。遺伝性はない。
【 掛かり易い人は ?? 】
 日本のリウマチ患者さんの数は、70万人から100万人と言われる。毎年約15000人が発症している。地域差はない。年齢別では30歳から50歳代に発症した人が多い。男女比では男性の約5倍女性に発症し易い病気である。 ( 2015年リウマチ白書・・・(公社)日本リウマチ友の会より )
【 治し方は ?? 】
 進行すると全身がやられてしまう深刻な病気で体内で炎症が生じた時、 『 サイトカイン 』 という物質が大量に分泌されて炎症を悪化させる。関節破壊を防ぎ進行を止める為に 『 生物学的製剤 』 が続々と発売されてきた。本来これは点滴や皮下注射が主体だったが、現在ではそれの効果を上回ると言われる経口薬が開発された。 『 J A K 阻害剤 』 と呼ばれる経口の抗リウマチ剤 トファシチニブ ( 商品名ゼルヤンツ、1日2回服用 ) が出て従来の生物学的製剤と同等の効果が有り、通院による点滴や注射をしなくても良いメリットが有る。生物学的製剤は効果が高いが全体を見てみると約1/3は効果が不十分な事が多いと言う。この経口の抗リウマチ薬 バリシチニブの治験で生物学的製剤を上回る高い効果も見られ期待が大きいそうだ。経口薬で生活スタイルが改善され、普通に暮らせる可能性が出て来た事は朗報である。

まあリウマチの発症原因は不明だが喫煙とリウマチの発症と密接な関係が有る事と歯周病原因菌である 『 ポルフィロモナス菌 』 がリウマチ抗体 ( 抗CCP抗体 ) を活性化させて発症させる可能性が有る事が分かって来た。食物でも肉の過剰摂取やコーヒー、砂糖の入った炭酸飲料を多く含む飲料を極端に摂取する人にリウマチが発症しやすいと言う。リウマチ発症の防護因子として魚特に青魚に含まれるEPAやDHA、ビタミンC、緑黄野菜を多く摂取する人にリウマチは成り難いそうだ。だから日頃の食生活に気を付けてストレスを溜めずに、楽しく毎日を送る事が一番大切なんでは無いだろうか ???