第30回日本歯周外科学会学術大会

2012年11月23日(金)静岡商工会議所5階で第30回日本歯周外科学会学術大会が開催された。

去年の金沢大会の時に私が大会長に拝命され、この静岡の地で開催されるのが初めてなだけに、なお一層頑張らなければと思う所だった。

大会長を務めて大変だったのは、会場選びと講師の選択だったのね。

1年前からグランシップを取ろうと頑張ったが抽選に外れ、清水テレサも先取された。交通の便を考えると全国の先生が来るので駅周辺に限られる。

片っ端から静岡市内の大きい会議場に電話を入れた所、静岡商工会議所5階定員230名の会議室が取れたのでほっとした。

大会テーマを『高齢化社会におけるインプラント治療のトラブルを如何に防止するか・・・』と決め講師の選択にあたった。

NHKのクローズアップ現代で『インプラント治療のトラブル』として取り上げられて以来心配になって見える患者さんが増えて来た様に思える。そこでインプラント治療の基本に帰り安全な手術の仕方・咬合(噛み合わせの事)の与え方・有病者の手術中の注意点について考察した。


このページの先頭へ

学会前夜の理事会と懇親会をこなし、当日朝7:00には実行委員長の雅寛先生と共に会場に到着した。

今回会場設定・協賛企業業者との折衝・懇親会場・理事会場の設定など大変世話になった。

心強い助っ人だったなぁ!!!


このページの先頭へ

司会進行を実行委員長にまかせた。

『静岡大会大会長挨拶山田雅夫先生宜しくお願いします。』の発声で壇上に登った。

この静岡大会が開催できたのも諸先生方・協賛して頂いた企業のみなさん・学会事務局、また実行委員長はじめ実行委員のみんなの協力の賜物で大変感謝申し上げますから始まり延々と話しこみ、実行委員から巻きのサインがでて終わったのね。・・・・ぐはぁ!!!

私の外科手術の師匠である学会会長の挨拶から始まり基調講演に入った。

伊藤輝夫会長は、長崎大学口腔外科学准教授の時に日本口腔外科学会での宿題テーマ『歯周外科』を出されて、この発表を機に日本中にこの理念を広めた。

歯周外科は、口腔外科より繊細な手術が要求されると思う。

私の心に残っている師匠の言葉は、『手術はアート(芸術)なんだよ』今自分が手術する時、同じ言葉を後輩の先生に口ずさんでしまう。


このページの先頭へ

この写真は、日本歯周外科学会事務局まで相談に来られた有る患者さんのものだと言う。

有ってはならないミニインプラントが骨から舌側に抜けて痛みを訴えていると言う。

正しい手技で進めた手術では、こんな事は無いと思う。

こう言う事がテレビで放映されたとするとだれもインプラント治療は、怖いものだと思うに違いない。

要するに結語は、どんな時でも手術するには、五感のうち視覚・聴覚・触覚・臭覚を使い『集中力UP』に努める事なのね。

手術は、『勘(かん)』『経験』『度胸』が必要だと言って講演を終わられた。

伊東輝夫会長お疲れ様でした。

続いて岩田哲也先生の教育講演1『高齢化社会において歯周外科をどの様に取り入れるか』

関谷昭夫の教育講演2『咬合が崩壊した症例の診断と治療<AS-システム>』

鈴木龍先生の特別講演1『インプラント医療安全とインプラント教育を考える<ヒューマンエラーとメカニカルエラーから学ぶもの>』

伊東哲先生の特別講演2は、麻酔医の立場から『手術中の偶発症・注意点』について御講演頂きました。

修了予定時間を大幅に遅れるほど質問等、白熱した討議がなされた事を報告します。

このページの先頭へ