平成25年度長田西中学学校保健委員会

平成25年6月27日(木)静岡市立長田西中学校学校保健委員会に音羽スタッフを連れて行って来たので報告するね。

『あなたの歯肉は健康ですか?』・・・歯肉炎と歯周病を知ろう・・・をテーマに私と副院長が全校生徒の前で話をしたのね。

先ずは生徒保健専門委員の発表から始まった。

①平成21年度より25年度までの『定期健康診断における齲歯なしの生徒数の推移』について統計を出したら過去4年間は、毎年60%前後だったものが平成25年度は93%にまで上がった。

自宅や学校の昼休みの食後に歯磨きをする習慣が付いた事と歯の大切さがわかり歯科医院に通ってくれた事による成果だと思う。

『永久歯齲歯率』は、平成23年度以降は今までの半分にまで減少し、平成25年度には0、6%を達成した。

『永久歯未処置者(人)と歯数(本)』に関しては、平成22年度をピークにして減少して来た。特に昨年と今年は、人数で50人以下で歯数も今までの半分以下と大きく減少した。

治癒率に関しては平成21年度は23、3%だったものが平成24年度には56、0%まで上がった。

夏や秋の三者面接で呼びかけ、個別面接においても治療をすすめた成果が出た。

・・・・ここまでは1年生栗本さん、有海くんが発表

生徒さん達に渡した資料がこれね!!!

②歯磨き意識習慣について・・・・朝の歯磨きについて調べたら朝食後に磨く人がほとんどだった。朝の歯磨きをしない人は、1年生で13人2年生で6人3年生で4人いた。

朝の歯磨きは身だしなみの一つでもあるのでしっかりやって下さいとしっかり言えてたね。

『プラーク(歯垢)とは何か説明できますか??』と言う質問に1年生・2年生・3年生ともに130名前後がわからないと答えていた。

『プラーク』とは、細菌のかたまりで仮に耳かき一杯の歯垢中に2億から3億個の細菌がいて食べカスを餌にして増えて行く。

また歯磨きをしないまま18時間放置すると細菌が自分達を守るバリアを作り簡単には落とせなくなるのね。

『歯磨きで1番良く磨く所は何処ですか??』という質問に対しては奥歯を中心に磨く人が多く、2番目は歯と歯の間、3番目は歯と歯茎の間の順であった。前歯をと言った人は意外に少なかったのね。

『昼の歯磨きで使う歯ブラシの交換時期はどの位ですか??』と言う質問では、2カ月が1番多かった。交換の目安は歯ブラシの毛先が曲がりだしたら交換の時期と考えると良いね。

6月は梅雨の時期なので歯ブラシの毛先で細菌が繁殖しやすく1カ月で交換するとなお良い。

『歯磨き意識習慣で毎日磨いている人の割合は??』3年生は4月・5月とも100%に近い、2年生は60~70%、1年生は75~80%だった。

・・・・ここまでは1年生藪下さん、2年生岸田くん、3年生鈴野くんが発表

③『歯に悪いダラダラ飲みについて』

歯はしっかり歯磨きしているだけでは安心できない。虫歯で無くても、食べ物や飲み物の『酸』が直接歯を溶かしてしまう事が有る。

これを『酸蝕歯(さんしょくし)』と呼ぶ。

歯を溶かす主な飲み物は炭酸飲料・スポーツドリンク・黒酢飲料・乳酸飲料・オレンジジュースなどが有る。

この中での酸の強さを調べると1番溶かしやすい物がコーラで代表される炭酸飲料で続いて黒酢飲料・スポーツドリンク・乳酸飲料・オレンジジュースとなる。

逆に歯に良い飲み物を当たるとお茶・牛乳・ミネラルウォーターなどの中性の飲み物が良いのね。

しかしこれらの飲み物を飲む事自体が悪い事ではない。

四六時中酸性の強い飲み物をちびちび飲んだりお菓子などと交互にだらだら飲む事により歯が酸にさらされる時間が異常に長くなる事がいけないのだねぇ。

毎日の食事の中でも口の中が酸性になる事が有るが、唾液が出てきて酸を中和する事と唾液中のカルシウムによって溶けたエナメル質を修復する。

しかしいつも酸の強い物が口の中に有ると修復が間に合わない。

対策としては、体に良い黒酢飲料など飲み続けると歯を溶かしてしまうが飲んだ後に水やお茶で口をすすぐと良い。

また口の中の停滞時間をなるべく少なくするかフッ素で歯の表面を強化させる事も大切な事なのね。

・・・・ここまでは3年生出浦さん、中村さんが発表

④『歯を綺麗にする食べ物』について

梅干しや酢の物などは『間接清掃性食品』と呼ばれ、唾液が出る事で食べ物の残りかすやばい菌を抑え、お口の中を虫歯になりにくい環境にする。

にんじん・ごぼう・レタス・セロリなど食物繊維の多い食品を『直接清掃性食品』と呼ぶ。

また、歯を強くする食べ物には、魚介類・海藻類・乳製品・梅干し・日本茶・ウーロン茶・紅茶などが有る。

魚介類には干しエビ・煮干し・いわしなどが有り魚の骨まで食べてしまえばもっと歯が丈夫になる。

海藻類には、ひじき・わかめ・昆布などが有りこれも歯に良い食品なのだね。

乳製品には、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどが有り歯を強くする。

できればヨーグルトは砂糖が入っている物より『プレーンヨーグルト』が良い。

梅干しのクエン酸には、唾液を出させる作用が有り、お湯に入れて口に含むだけで歯磨きと同じ効果を期待できると言う。

・・・・2年生南さん、村本さんが発表

続いて学校歯科医の私と副院長が『歯肉炎と歯周病を知ろう』と言うテーマで話をした。

みんななかなか良く聞いてくれている様だなぁ☆彡

ここから質問コーナーがはじまるよぉ!!!

1年生から7人・2年生から13人・3年生から16人から出た質問に副院長が答えるよぉ☆彡☆彡

良い質問が沢山出たので副院長わかり易く論理的に説明していたなぁ!!!

講演も無事終わり次は各学級の巡回をする事に成って居る。

教室では生徒皆が保健委員の号令のもと『カラーテスター』で歯の染め出しをして貰っている。

しばしの休息を取って居る所なのね

1年・2年・3年各学級を巡回指導の後、特別支援学級の生徒さん達の個別指導・個別アドバイスにあたろうね!!!



15:50すべて終了した。

長房先生に尽力頂き、貴重な時間を頂けた事を感謝しつつ長田西中学ホールの銅像の前で『お疲れ~~』のワンショットだよ!!!

養護教諭の長房先生が長田西中学に赴任した時に話した言葉『生徒さん達が歯科に関心が少ないのか毎年健診しても治癒率に変化が無いのだよ』

私を呼んでくれればいつでも生徒達の前で歯科についての重要性を話すよと言った。『お口の中の健康は、特に成長期には大切な事、人との付き合いに口臭はいけないね。』と話した。

あれから4年に成るが、今回の保健委員の発表でもわかるが治癒率が56%にまで上がったし2年生・3年生の歯科の関心が高まった。

1年生は今年入学したばかりなのでこれからに期待する。

まあ、4年間に年2回の歯科健診の他に何度か音羽スタッフを引き連れ教室に顔を出した成果か、廊下で生徒達に合うと挨拶が帰って来る。

とても嬉しいひと時なのだね。

これからも頑張って行こうなみんな!!!

このページの先頭へ