薬の相談(オキシコンチン錠&UFT)

オキシコンチン錠について聞かれたので答えるよ。

これは強力な痛みを抑える作用が有る。

飲ませ方で徐放性の錠剤と即効性の散薬に大別される。

徐放性は、ゆっくり長く効かせる事が出来る。(長時間作用型)

即効性は、突発性の痛みや疼痛が増強した時に使う。(短時間作用型)

飲み方は、1日2回服用しながら突発痛が襲った場合は、オキシノーム散薬をレスキュー投与する。

これは疼痛管理に使われる麻薬の一つでモルヒネ製剤・フェンタニル製剤・それにオキシコドン製剤の3つに大別される。

オキシコンチン錠は、オキシコドン製剤に属する。

副作用は、モルヒネ製剤より少ないと言われアメリカなどでもこちらが使われる。

多少の吐き気や皮膚の痒みを伴うがモルヒネ製剤よりは、ぐんと少ないのね。

幻覚や眠気がひどく出る事も少ないと言われている。

ただし便秘になる確率は、モルヒネ製剤と同等と言われる。

重篤な副作用としては、『呼吸抑制』を起こしかねない。

変に眠っていたりした時に周りのご家族の方が呼吸数を数えて余り少なくなる様だったら担当医に相談して下さい。

成人の呼吸数の正常値は、16~20回/分だよ。

まためまいを起こす事が有るので転倒しない様に注意が必要になるのね。

モルヒネ製剤に比べると薬の依存性は、無いと言われているが、長く服用していると体がこの薬に頼りがちになってくる事が有るので自分のコントロールが出来る限りは、飲み過ぎに注意だね!!!

注意点はこんな所かなぁ。

このページの先頭へ

別の患者さんからの質問に答えるよ。


『今飲んで居るUFTと言う薬はどんな薬ですか???』

UFTとは、テガフール・ウラシルと呼ばれ細胞の遺伝情報を持つDNAが作られるのを阻害して、がん細胞の分裂を抑える作用を持つ。

フルオロウラシル(5FU)の誘導体で肝臓で変換されてから効果を発する。

胃がん・大腸がんに高い有効率を持つと言われる。

肺腺がん・乳がん・肝臓がん・前立腺がんに有効性が認められている。

ワーファリンを飲んでいる患者さんは注意が必要だし他の抗がん剤との併用も禁止する事が必要になる。

この抗ガン剤は、昔から有る5FUの改良型なので他の抗がん剤よりは副作用も改善されているが、一般に『抗がん剤』は、両刃の刀と同じでガン細胞をたたくと同時に自分の健康な細胞をもっと傷つける。

吐き気・下痢・口内炎が出やすい。

『骨髄抑制』は、他と比べると割と少ないと言われるが、白血球が異常に減少したら抵抗力が落ち感染症に罹り易くなるので注意が必要だね。

がんの活動は、落ちたが肺炎で亡くなると言うのは、こんな所にあるのかな?

この薬は、少ないが抗がん剤特有の『歩行時のふらつき』『手足のしびれ』『うまく話せなくなる』など数多くの副作用を伴う事も理解して、これを使う利益と副作用による損失を天秤にかけて判断すると良いのかなぁ。

まあ何度も音羽歯科で話しているが、本質的に人間の作り出した薬は、試験管内で化学合成してあみだされた。

不純物が出てくるのは当たり前でこれが体に副作用となって現れるのね。

まずは日頃から適度のウォーキングと天然の食材から栄養を摂る事が

健康維持に大切な事なのね。

このページの先頭へ