歯と食生活

虫歯になりにくい強い歯をつくり、歯の健康を守るためには、栄養のバランスのとれた食生活をしなければなりません。もちろん、それは歯の健康のみでなく、全身の健康にとってもいちばんたいせつなことです。タンパク質は肉、魚、豆類に多く含まれていますが、歯に良いタンパク質を含む食べ物としては、牛乳、卵、たら、乾魚、魚粉、小麦などが推奨されています。

ビタミンB6は、むし歯をつくる細菌の敵にあたる細菌を活気づけて、むし歯をつくる細菌を追い払うといわれており、同時にこれが欠乏すると人間はストレスに弱くなり、それが原因で歯や骨からリンやカルシウムが抜け出してしまうことが確かめられています。ビタミンDは、歯や骨の成長に必要なビタミンで、不足するとクル病とともに歯の石灰化を妨げ、むし歯になりやすくなります。ビタミンCは、不足すると歯ぐきから出血しやすくなるのですぐに分ります。ビタミンCの欠乏症には懐血症、皮下出血、貧血などがあり、歯肉炎や歯槽膿漏の原因にもなります。

また、生の野菜や果物には繊維が含まれており、この繊維が歯ぐきを清掃して、マッサージをするはたらきがあります。美容食の意味だけではなく、歯の健康を保つためにも野菜サラダは効果があるといえます。

口は病気のみえる窓