むし歯と砂糖

 むし歯と砂糖とは、とても深い関係があります。むし歯がてきるのは、さまざまな要素によりますが、そのもっとも大きな原因が砂糖の取りすぎであるといわれています。日本人の砂糖の消費量と、小学生のむし歯の羅患(りかん)率のクラブをみると、その相関関係がよくわかります。戦争中で、砂糖の入手が困難だった時期には40%あまりだった小学生のむし歯が、砂糖の消費がふえるにつれて急激に上昇し、今や95%にまで達しています。これは小学生のみでなく、日本人全体についても同じです。

 現在、日本の白砂糖の消費量は年間300万トンで、ひとり1日あたり80グラム。私たちがとる砂糖の基準は1日20グラムから30グラム、上限で50グラムとされていますから、実にたいへんな砂糖の過剰摂取を行なっているれけです。