病院に行くと早死にする

『病院に行くと早死にする!』と言うびっくりする様なタイトルの本が有ったので紹介するね。

これは新潟大学医学部元教授岡田正彦先生の書かれた本なのね。

医療の現場に目を転じた時、『医療の目的とは、何だろう???』

それは病気やけがの治療の為、突き詰めれば『長寿』長生きができる様にする為なのね。

検査をしたり、治療を受けたり、薬を飲んだりするのは、すべて『健康を保って長生きする』事を願うからだね。

ところが現状は『長寿』と言う本来の目的を忘れた医療が、数多く行われていると指摘している。

身体の不調も無いのにわざわざ病名を付ける為の検診や発病を招きかねない検査や病状を悪化させるかもしれない投薬や手術などの治療を一般的な医療として受け入れていると言う。

これに対して『20年以上にわたり、私が研究して来た所、医療の常識の根拠とされているデータに色々な疑問点が見つかった。しかしこれらのデータを読み解く事は専門家でも難しく、多くの医師や学者は疑う事無く信じているのが現状なのです。』と述べている。

つまり健康診断などで血液の物理学的検査と化学的検査をするが、どこまでが健康でどこから病的だと言う境の解釈などの考え方が色々有るのね。

数値の上がり下がりで一喜一憂する事は無いと言う事かな。

この数値の解釈をほんのわずか厳しくすると病的で薬を処方されるに値する人達がかなり増える。

私もこのあたりは前々から心配していた。

疑問を持ったら疑問を放っておかず他の医師や専門機関に相談し、最終的には自分で判断して納得のできる物を選択して、そのうえで医療を受けて欲しいと言っている。

岡田先生は、本の中でこう述べていた。

『私自身は人間ドックやがん検診を受けていません。以前は人間ドックを受けるたびに、大きなストレスを感じていました。それが無くなっただけでも、ずいぶんと心がすっきりしました。長寿に一歩近づいた様な気もしています。』

私もまったく同じ意見だ!!!

『がん検診のデメリットを知らない人が多すぎる。』

これもこの本の中で言っている。

がん検診はがんを防ぐ唯一の方法とされ、2002年施行の『健康増進法』のもと国を挙げて『がん検診を受けて早期発見・早期治療』をスローガンにがん検診の普及に努めて来た。

がん検診では、出来てしまったがんを見つけるのであって予防にはならない事なのね。

ここでがん検診の欠点の最たるものが『放射線被ばく』だと言う。

エックス線やCTなどの検査で放射線が身体を通り抜ける時に遺伝子を傷つけ、がん発生の引き金になると言う問題がある。

『すべてのがんの0.6~1.8%は、検査の時のエックス線照射が直接の原因である。』とイギリスの調査結果で明らかになった。

なかでもCT検査の影響が多大であることが分かったそうだ。

福島第1原発事故後起きた被ばくを考えて見ても怖い話だ。

微量な放射線を長期間かけて被ばくする場合とCT検査の様に瞬時に浴びる場合とでは、身体に与える影響は後者の方が悪い。

肺がん検診(胸部エックス線検査)は、一般の健診で広く行われている。

肺がん検診を勧める厚生労働省の指導によるもので肺がん検診の有用性を示す

データを探していて皮肉な結果に行き当たったと言う。

1990年前後に、アメリカとフランスで相次いで行われた本格的な大規模調査の報告が有る。

年2回の胸部エックス線撮影と喀痰検査(たんを調べる検査)を受けたグループと、受けないグループを公平に分け、6年間追跡した。

その結果は、肺がん検診を受けたグループで肺がんによる死亡・総死亡が明らかに多いというもの。

つまり早期発見が目的の健診が死亡率を押し上げた事になる。

調査に当たった人々の分析によると

  1. 繰り返し行われたエックス線検査によって新たな肺がんが発生した可能性が有る。
  2. 放置してもかまわないがん(大きくならないがん)が多かったかもしれない。
  3. 必要のない手術を受けた事で抵抗力が落ちて別の病気が増えたかもしれない。

の3点が挙げられていた。

がんを早期に手術すれば5年生存率は高まるはずである。ではがんを手術する事にはどれだけの効果があるだろうか???

この事を調べるために色々な論文をたどってみたが、がんの手術を受けた人達と受けなかった人達を比較した調査は、誰もやっていなかったそうだ。

つまりがんの手術を受けなかった人達がその後どうなったか?

あるいはがんの手術が有効なのか?

医師や学者は、誰も知らない事になる。

岡田正彦先生には、手術を受けなかった人達のみ追跡調査したデータが有るそうです。

このデータをもとに、その後7年間に死亡する累積危険度(年毎の死亡数を累積し割合に換算したもの)を調べると『手術をしなかった人が5年間に死亡する累積危険度は、0.43になる事が判明した。』

わかり易く言うと手術をしないがんの人が100人いたら、5年間に死亡したのはそのうちの43人という事なのね。

これからわかる事は、手術を受けなくても、半数以上の人(57人)が5年以上生きていた事になる。

まぁ、ここで言いたいのはがんになる前の予防の方がどんなに大切かという事なのね。

がんを取る手術をしたのにがん細胞をまわりに散らしてしまったりするよりは今までの生き方を変え、楽しく・食事に気をつけ生きていったほうが、がん細胞の暴れない身体になるという事だよな。

写真は、音羽スタッフと先日の木曜日に『ディズニーランド』に行く途中のサービスエリアでのワンショットだよ!!!

いつも笑顔で楽しむ事ががんの暴れない強い身体を作るのだ

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