栄養とドクター・サプリ

食生活とうつの関係

この題名で国立国際医療研究センターが論文を欧州臨床栄養学雑誌電子版に発表しました。

この中で述べているのは、『野菜・大豆食品・果物・海藻などを良く取る健康的な日本食パターンの人は、うつ症状の頻度が半分以下だということです。

自殺者が1998年以来年間3万人を超え、うつ症状も増えているが、食事も視野に入れて日本食の価値を見直したらどうか?』 と掲載されています。

統計手法で『健康日本食』 『肉などの多い動物性食』『パンなどの洋風朝食』 の3種類についてうつ症状との関連を調べた文献です。

日頃、音羽歯科クリニックで話している事だけれども日本人は本来農耕民族なので、狩猟民族であるアメリカ人の様な肉などの多い動物性食は、取りすぎると内科的病気を併発します。やはり日本人の胃袋には、野菜・大豆・海藻・魚介類・根菜類主体の日本食が合っていると思います。

亜鉛の主な働き

1)身体を作る細胞の新陳代謝を活性する
亜鉛が不足すると、細胞分裂が出来なくなり発育が遅れたり、傷の治りが遅れたり、肌荒れを起こしやすくなる。
2)亜鉛不足で精神的にイライラする
亜鉛は、神経細胞間の刺激伝達物質の合成に関与する。不足すると、イライラしたり、集中力・記憶力の低下やうつ状態に成り易いと言われる。
現代の子供達が突然切れ易いのは、亜鉛不足に寄るものと言われている。
3)免疫力を高める
亜鉛は、免疫力を活性化する。不足で細胞が感染し易くなる。身体を傷つける活性酸素除去効果が有る。(SOD作用)
4)有害な鉛、水銀などの毒性を弱める力がある
5)ホルモン分泌を促進する
亜鉛不足で女性ホルモンの分泌低下をきたし、月経周期の乱れ、卵子の発育不全を起こし妊娠機能に影響すると言われる。
男性は、前立腺に多く存在し精子の生産に関係する。従って不足すると、前立腺肥大を起こしやすくなる。
6)コレステロールの血管への沈着を防ぐ
7)アルコール分解酵素にかかわり、悪酔い防止にも良い
8)糖質代謝・インスリン合成にもかかわっている
(糖尿病予防)

それじゃ、『亜鉛を多く含む食べ物』は、何かと言うと???

これベスト7です。

  1. 小麦胚芽(15.9mg)
  2. 牡蠣(13.2mg)
  3. さば(8.4mg)
  4. かたくちいわし(7.9mg)
  5. かぼちゃ(7.7mg)
  6. パルメザンチーズ(7.3mg)
  7. ココア(7.0mg)

(五訂日本食品標準成分表より:食品100g中)

亜鉛を過剰に取ると急性中毒を起こしますが、食材から摂ればその心配はありません。
成人男性で10~12mg/1日
成人女性で 9~10mg/1日

上限摂取量は30mg(これ以上は、危険域です。)

『亜鉛不足を予防するには、上記の食品を幅広く食べる事とファーストフード・コンビ二食品は、ほどほどにと言う事です。』

このページの先頭へ