介護リスクを高める新型栄養失調!!!

『介護リスクを高める新型栄養失調!!!』とは、人間総合科学大学教授熊谷修先生のコメントを参考にして考えて見よう。

私が診察中に良く話す『新型栄養失調』という言葉は、現代人が正に陥り易い栄養状態の事を言うのね。戦時中とは違った栄養失調状態に陥っている。現代は飽食時代でいつ・どこでも食物を手に入れる事が出来る。しかしカロリーは十分足りているが不足している栄養素がある。それがタンパク質・ミネラル・ビタミンに代表される。旬の食材を使って自分で作る事をせずにコンビニ弁当や外食ばかりしているとミネラル・ビタミンが十分に取れない事が多い。また、ご飯・味噌汁・漬物・煮物ばかりでなく1週間に1度は肉・魚・卵などでタンパク質を摂らないと体調に変化が来る。

年を重ねるにつれてさまざまな病気を経験して来るが、人生後半の健康づくりは、病気と上手に付き合いながら『手段的自立』『知的能動性』『社会的な役割』という3つの健康目標を高いレベルで維持して行く事がポイントだと熊谷先生は言う。

『手段的自立』とは、交通機関を使って外出できるか??金銭管理が出来るか??家の中を綺麗に出来るか??と言う能力の事でこれらの出来ない状態が、介護保険の『要支援』レベルだと言う。

『知的能動性』『社会的な役割』は主に人間としての魅力と品性を形づくる能力で『知的能動性』は、人の笑いを誘うことが出来る力の事。『社会的な役割』は、人を愛する力でボランティア活動など大事な人を思いながら暮らす力を持つ事だと言う。この3つの高いレベルの能力を『高次生活機能』と呼ぶそうだ。この能力が高いと超高齢社会も人を助けたり、介護する力になったりと健康作りのにないてになりえる。

これこそWHOが超高齢社会に向けて提案している事だと言う。

それでは、『高次生活機能』を上げるにはどうしたら良いだろうか?大きく分けて適度の運動を続けて『足を強くする事』と『タンパク質を摂る事』の2点なのね。自分が健康で無いと人を笑わせたり人の世話をする事など到底できない。

介護保険の『要支援』に認定されるのは、階段の上り下りが出来なくなる事や20分間続けて歩けなくなる事のどちらかが出来なくなると高まるそうだ。それを予防する為にも日頃から適度の散歩をする事に心掛けるのが良い。次に老化対策で重要な事は、『アルブミン』というタンパク質で決まると言う。血液中を流れるタンパク質の6割が『アルブミン』でたんぱく質が肝臓で『アルブミン』に作り変えられ重要な働きを持つのだね。『老化(Anti-aging)』とは、身体のタンパク質が少なくなり、渇いて縮んで歪んでいく変化と定義している。

歩く速度と『アルブミン』との関係を報告した文献によると『最大歩行速度』は、『アルブミン』の低い人ほど遅くなると言う。病院でのアルブミン正常値は、3.8以上と言われるが、この研究によると老化との兼ね合いからはアルブミン値4.3以上が良いのだとわかる。つまりタンパク質は年を重ねていくほどに摂った方が良いと言う事なのね。この様な身体の栄養状態が悪くて『アルブミン』が低く、老化の進み易い『新型栄養失調』の人達が70歳以上で4人に1人の割合でいるそうだ。

対策としては、『アルブミン』の元に成るタンパク質を摂る事が大切なのだね。次にあげる10品目を毎日摂る習慣を付ける事が老化の進行を止める。それがこれだね・・・・『肉・卵・牛乳・油・魚・大豆製品・緑黄色野菜・芋・果物・海藻』の10品目☆彡☆彡9品目以上毎日食べている人は老化が遅く進み、3品目以下の人は老化がとても速く進むと言うデータが有る。

この写真を見て『綺麗な富士山だなぁ!!雪をかぶる富士山も素敵だけどねぇ☆彡』といつも感動する気持ちが若返りには大切なのね??

老化を遅らせる食生活の指針の10か条とは???

  1. 欠食は絶対に避ける事・・・・高齢者になり1日3食を摂らないとエネルギーが不足します。
  2. 動物性たんぱく質を摂る事・・・・たんぱく質が身体に入らないと『アルブミン』が肝臓で生産されません。⇒骨や筋肉を作る事が出来なくなる。
  3. 魚と肉の摂取割合は、1対1が良い。
  4. 油脂類の摂取は不足しない程度に・・・・効率良くエネルギーを作るのは油脂類!!!
  5. 牛乳を飲む・・・・200mlを目安にね
  6. 調味料を上手に使う・・・・例え薄味でもだしの取り方で美味しく頂けます☆彡☆彡
  7. 食材の調理法や保存法を知る
  8. 食材を自分で購入し調理する・・・・メニューを考え、買い物に行き、食材を見て選び、食べる人の時間に合わせて作る事がまさに『手段的自立』『知的能動性』『社会的な役割』が実践できる。逆にちゃんとした食事の出来ない人は、老化が早まると言う。
  9. 会食の機会を作る・・・・気の合った人達と一緒に食事をする事は何よりも楽しみの一つなのね。これってとても大切な事!!!
  10. 余暇を持ち、運動の習慣を付ける事・・・・歩く事が1番だねぇ♪

1)から6)までは食事の事
7)から10)までは食事を通して知性を見に付ける事

これらの指針は、熊谷修先生の研究による所が多い。それは高齢者に食生活を改善して貰い『アルブミン』が上がるかどうか長期に渡り調べた膨大なデータで実証された。

これらの10の指針は、高齢者の骨と筋肉をしっかりさせ、糖尿病と動脈硬化を予防し、メタボ対策にも有効だと言う。

適度の散歩をし10の指針を守って老化を是非遅らせて楽しい毎日を送ろうね☆彡☆彡☆彡

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